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これからの車の未来 電気自動車について (5) 寒さと暑さ

column
June 25,2022

これからの車の未来 電気自動車について (5) 寒さと暑さ

これからの車の未来 電気自動車について (5) 寒さと暑さ

電気は寒さに弱いということも忘れてはならない。

そして暑さにも 弱い。

 

そもそも電気はめっぽう寒さに弱く、

寒い冬には通電障害や電気消費が多い。

 

つまり、寒いと電気抵抗が生まれ、電気が流れにくく、

放電もしやすいという欠点がある。

 

また、電気そのものにも、

流電、抵抗、によって

また電気がエネルギーに変換される際

熱を帯びるため、冷却が欠かせない。

 

特に夏場のように、

バッテリー自体に熱を持ってしまうと

充電しにくくなるといった特性もある。

 

 

しかも電気自動車特有の欠点もある。

 

適温25℃とした場合、

真夏の30℃や35℃の時、

5℃から10℃冷やす分のエネルギーに対して、

冬、真冬に、0℃付近から適温25℃までに暖めるには、

夏以上の相当なエレルギーが必要である。

熱をゼロから作り上げなければならない暖房のほうが

電気の効率つまり電費は圧倒的に悪くなってしまう。

 

 

このように冬場は電気を消費する量が多いのは明白である。

また、冬場、

電気消費やエネルギーが必要なだけでなく、

電気は寒さそのもに弱いのである。

 

 

日本でも雪国や豪雪地帯、海外でもロシアやカナダ、

フィンランド・北欧といった国々では、

電気自動車は使い物にならないという。

 

雪国では、

予定巡行距離が半分以下になるばかりではなく、

寒さでそもそも車が起動しない。

電気や電気自動車が寒さに弱いことはよくわかったが、、、。

では、何が冬場電気自動車特有の欠点があるのか。

 

 

寒さといえば冬、冬といえば雪。

ここ1 、2年の大雪による渋滞も、

電気自動車にとっては不利なことが多い。

 

ガソリン車は、

ガス欠になればガソリン携行缶などから

ガソリンを補充すれば再び動かせることができるか、

電気自動車は、充電切れになると、簡単に充電する方法がない。

 

つなり大雪によって立ち往生してしまった場合、

どうやって電気自動車を動かすのか。

どうやってその場で、電気を補充するのか。

 

大雪渋滞にハマった場合、

ガソリン車はガソリンを補充すればすぐに動かせるが、

電気自動車は多少なり充電しなければ動かせない。

どうやって充電するのか、、、。

 

 

今後携帯充電器も開発・進化するだろうが、

ガソリンの様にすぐに直ちに電気を補充できない。

 

そもそも、その巡航走行距離の短さゆえに、遠出の旅行が難しい。

そして、恐ろしいのが、新品のバッテリーならともかく、バッテリーは必ず消耗する。

つまり新品のパフォーマンスを維持し続けるのは不可能で、

去年と同じ冬と同じパフォーマンスすなわち巡行距離は走れなくなるとは

想像に難く無い。

 

 

そう、新しいうちはよいが、慣れて何年も使って冬を迎え、

雪渋滞にでもはまったら、、、

例年なら帰ってこれたのに、、、

考えただけで、ゾッとする。

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