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最近のくるまについて第2弾
大型ディスプレイやLEDディスプレイメーターなどの盲点

CAR DESIGN
February 26,2022

最近のくるま2

最近の車はナビやオーディオシステムといった一連のシステムが

大型かつタッチパネルのディスプレイを採用している。

オーディオやナビシステムだけではなく、

スピードメーターやタコメーターといった

ドライバーズディスプレイにも

液晶パネルが採用されている。

image-最近のくるま2 | Car Shop dearSign

 

また最新鋭の液晶パネルにはLEDパネル

を採用しているものもあり、

輝度も高く画質も美しい。

 

高寿命・低エネルギーという観点から

SDGsに取り込むメーカーは

最新のテクノロジーと言う位置づけでも

最近よく採用されている。

半導体や液晶パネルやLEDそのものの

品質が向上して確かに高寿命になっている事は間違いない。

image-最近のくるま2 | Car Shop dearSign

 

しかしこれらの機器はあくまでも

電子デバイスであり絶対故障しないわけではない。

当然パソコンのようにプログラムや

言語アプリケーションなどが

内蔵されていることもあり、

これらのシステム的な異常やエラーの場合もあるが、

ハードウェア的な半導体の不良など絶対故障しないものではない。

 

コンデンサの寿命、ハンダの酸化、チップ自体の故障、、、

 

またこれらの精密電子機器は、繊細かつ高性能のため、

昨今のワイヤレス化に伴う電波や周波数の影響、

かつ電磁波の影響がないわけでもない。

image-最近のくるま2 | Car Shop dearSign

 

これらの電子デバイスはパソコンのように

手軽に再起動できるものばかりではない。

エンジンを停止し再始動するには

どこか安全な場所に車を一旦止め

それから再始動といった煩わしさが残る。

 

こういったハイテク最新テクノロジーを

採用する事は自動車の日進月歩にとっては

必要不可欠なものではあるが、

絶対に壊れないものではない。

自動車のように安全が伴うものに

どんどんと採用されていた場合、

万が一いや絶対起こるであろう故障や

不具合のことをメーカーはどこまで念頭に

置いて採用しているのか甚だ疑問に残る。

 

 

このように廃止最新のテクノロジーは

便利で非常に使いやすい反面、

一度故障した場合や不具合が起きた場合、

また修理が必要な場合は決して手頃に手軽に

直せるわけでもなくまた修理代も高額になるだろう。

部分的に直すことが困難で、

ユニット丸ごと交換になるからである。

よって昔のように簡単な構造なものの方が

実は使いやすくて安全なのかもしれない。

image-最近のくるま2 | Car Shop dearSign

 

綺麗でみやすい大型のディスプレイは

スピードメーターなど安全に関わるものに

壊れない前提で採用する場合は

些か危険である。

当たり前採用されているハイテク機器。

壊れないこと前提で物事を進めるのではなく、

やはり壊れるのが当たり前と考えた方が良い。

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