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これからの車の未来 電気自動車について 序章

CAR DESIGN
April 22,2022

これからの車の未来 電気自動車について 序章

これからの車の未来 電気自動車について 序章

最近、みなさんからよく質問を頂くので、

シリーズにして、まとめてみました。

 

それは今後『電気自動車に代わっていく』のか。

ガソリンエンジンは無くなるのかという事。

 

今年は、EV(電気自動車)元年と言われるほど、

電気自動車が爆発的に増え、起点となる年と言われている。

本当にこれから電気自動車の時代に突入するのだろうか。

イギリスでも2030年には新車製造は全て電気自動車に置き換えると

いわれており、特にヨーロッパ各地で

電気自動車普及のインフラが拡大している。

 

でも実際はどうなのか、

まだまだ様子見の人が多い。

 

 

結論を言えば、今後10、20年ではそうならないという事。

100年先にはわかりませんが、、、

以下の点が理由である

 

①電気を作ってるのはまた火力発電に依存して本当にエコなのか問題

②バッテリーを作る上でレアメタル枯渇する問題

③バッテリーの処分とリサイクル問題

④なかなか進まないインフラ問題とセカンドマーケット

⑤寒さ・暑さに弱く実は実用的に欠ける電気自動車

 

 

20年前の2002年ごろは、

技術や機器の進化・進歩でいうと、

ちょうど携帯電話が普及しつつある中で、

今日と比べると凄く進化したように思える。

 

当時の携帯は、カメラすら付いてるか怪しい。

折りたたみか、着メロがどうとか言っていた時代。

当然、動画はおろか写真するら手頃に撮れない。

YouTubeどころか、携帯でiモードを見ている時代。

ネットがまだ普及し始めたところで、

パソコンでホームページを見るのが当たり前な時代でもまだない。

そう考えると、携帯電話一つを見ても

世の中の進化、日進月歩は凄まじいと言える。

 

 

しかし、車はどうであろうか?

2002年ごろの車といえば

ちょうど、排ガス規制で

GT-R、スープラ、シルビア、RX-7といった

国内を代表とする国産スポーツカーが次々と廃盤になり、

次世代のスポーツカーはどうなるのかと期待にと不安の時代。

 

その後、

RX-8が発売され、フェアレディZが復活、35GTRが 復活するものの

大きな革新的な自動車技術が進歩したわけでもなく、

それから10年以上経っても

レガシィがレヴォーグへ変わった程度で特に大きな進化はない。

近年では、スープラやNSXが復活したということはあったが

革新的ではない。

電気自動車としてテスラが飛躍・台頭しとことはあっても、

車として的な大きな変化はあったとは思えない。

 

一時期、環境に配慮するということで、

クリーンディーゼルが流行ったが

最近ではあまり騒がれない。

要するに20年経って、メール、携帯電話、スマホや4G、5Gといった

容量拡大やネットインフラによる機器の進歩はあっても、

自動車としての日進月歩は

さほど革新的に進化したとは思えない。

 

 

2030年までにオール電気自動車へスイッチする。

この20年の自動車業界の進歩と比べると

たかだか7、8年で、大革新的な社会インフラ、

製造インフラ、就業や世の中の仕組み作りから法改正、

とてもそこまで変化するとはちょっと考えづらい。

では、ここからは

完全電気自動車へ移行することが難しい理由を

次の5つの点で詳しく解説します。