日本車と輸入車の違い-第2弾-「ホイルボルトの差」
最近は自分でタイヤ交換をしたことが無い人も多いようです。
冬、スタッドレスタイヤへ交換する必要ある地域以外の方は、
パンクして交換する機会は殆ど無いと思います。
タイヤ性能が昔と比べると格段に向上して、
タイヤ交換する機会が殆ど無いと思います。
スタッドレスタイヤが必要な地域でも、
自分で交換することはなく、スタンドや整備工場に任せるのが殆どでは無いでしょうか。
それでも、冬やタイヤのトラブル等で、タイヤ交換をする機会があるわけで、
タイヤ交換くらいは出来る様になりたいものです。
そんな中、いざ、タイヤ交換をする場面に遭遇すると
輸入車を乗っている人は戸惑う人も少なく無いようです。
それは、、、
日本車の場合、車側からボルトが出ていて、ナットで締めています。
タイヤ交換をしたことがある人なら、経験があると思います。
そう、ナットを緩めるのです。
しかし、輸入車のその殆どはその逆です。
車両側にネジをきった穴が空いており、ボルトを締めてホイルを留めます。
なぜ、輸入車が逆なのか。
答えは、安全性が高いからです。
ナットで締めても、ボルトで締めても同じような気がします。
しかし、実際は大きな違いがあります。
日本車のナットで締める場合、
ナットのテーパー部分でしかホイルを支えていません。
逆に輸入車は、ハブをはじめ、
日本車でいうハブハウジングに当たブレーキローターのハウジングの
(ローターハウジング)
広い面で支えて、接地面が大幅に大きいからです。
その為、剛性は高く、ボイルが脱落する可能性も低く、
精度自体が高いという有利な点が多いのです。
なので、世界的にみても、ボルトで締め込むタイプが殆ど主流で
ナットで締めるのは日本車を含めかなり少ないです。
ホイルをはめ、留める方法一つとっても輸入車の方が、
合理的で、安全性が高く有利な点の一つです。
さらに、付け加えると、日本車のハブボルト(ホイルボルト)はM12
に対して、輸入車の殆どが、M14で、1mm以上太いのも
輸入車の方が丈夫で剛性が高い理由の一つです。
ボルト1つとっても、日本車は輸入車に劣っていると言わざるを得ません。
日本車のようにボルトが飛び出ていると、
思いタイヤを交換する際には引っかけてしまい、
ねじ山をつぶしてしまったり、損傷を与え、最悪歪んだりします。
ホイルのはめる位置は決めやすいかもしれませんが。