梅雨の季節の洗車のポイントとトラブル回避!
梅雨入りが早い2021年
今年は例年にないスピードで梅雨突入となりましたね。
通常であれば、GW明けから5月末くらいまでは清々しい気候で、新緑を楽しんだり、ドライブを楽しめる時期なのに。。。
一気に梅雨突入となってしまいました(汗)
梅雨の季節というのは、天気はもちろん、家の中もジメジメするし、髪の毛もうねるし、いいことなしで気分もどんよりしがちです。
せっかく愛車を洗いたくても、またすぐ雨予報がでていると、洗車してもすぐ雨が降って汚れるから意味がないなと思って、車も放置されがちなこの梅雨時期。
そりゃー洗ったそばから雨が降れば、やるんじゃなかったと思うのが普通です。
私もお客様の車の洗車はともかく(笑)、自分の車の洗車のタイミングは天気予報をまずチェックします。
雨が降るからこそ車を使うことが増える
ただ、どうしても梅雨時期なので必然的に雨の中を運転する機会は増えます。
雨の日は晴れの日に比べ事故率が4倍に増える(首都高速道路調べ)そう。
一方で、
普段は自転車やバイク移動の人でも雨の日には車移動にかえる。
普段はお子さんが徒歩やバスで通学しているけど雨の日は親が車で送迎しないといけない。
という「雨の日だからこそ車を利用する」方も多いと思います。
今回は
- 視界良好で雨の日を運転するために
- 雨の運転で事故やトラブルが起きやすいところ
そんなポイントで洗車やメンテナンスについてお話ししていきますね!
雨の運転は視界不良だと感じることが多い
- 雨で光が拡散したり曇っていることにより先が見にくい
- 個人差はあるものの雨の日は視力が低下する傾向にある
ということで、皆さん経験があるのではないでしょうか。
今回はそれらとは別に車側の問題で視界不良の原因を考えます。
ワイパーを動かしても、水の跡が残ってしっかりふきとれていなくて見にくい。
なんかガラスがぎらつくという経験がある人も多いのでは?
これらの視界不良は
- ワイパーのふき取りが悪く水滴がフロントガラスに残ってしまうこと
- フロントガラスに「油膜」というのがついてギラギラした感じになって見えにくい
ことがあげられます。
ワイパーを交換すると視界がクリアに
ワイパーのふき取りが悪くなるのは、単純にワイパーラバー(ゴム)の劣化です。
ゴム製品のため時間とともに固くなってしまいます。
また冬場凍ったフロントガラスをガリガリとワイパーを動かしたことによって、ゴムの表面が傷つきしっかりふきとれないようになっていることも多いです。
交換品を購入して付け直しましょう!
ワイパーラバー交換時期はこの梅雨の手前に実施するのがおススメです。
ワイパーといっても、車種によっていろいろタイプや長さがあります。
どれを選んだらいいのかわからない場合は、カー用品店に確認するなどして適正なものを購入してくださいね。
ワイパーがスムーズに動かない。フロントガラスの表面がギラギラ。
ワイパーを交換してもスムーズに動かない。
フロントガラス表面がギラギラしていて見にくい。
そんな場合はフロントガラスの「油膜」が原因と考えられます。
そもそも「油膜」とは
- 大気中の油分が雨と一緒になって雨とともに落ちてきた
- 車がはね上げる路面の油分が付着しフロントガラスで乾いてこびりついている
- ボディワックスの油分が雨と一緒に流れ落ちてガラス面にこびりついたもの
によるものです。
それが、雨の日や夜間の運転時にもフロントガラスをギラギラして視界を悪くさせてしまうのです。
カー用品売り場に「油膜とりクリーナー」という専用クリーニング剤があるので、それを使えば不快なギラギラは落ちると思います。
逆にいうと、普通のカーシャンプーではついた油膜はなかなか取れないです。
基本的にこまめに洗車していればそこまで油膜はひどくはならないですが、気になる方は一度試してみてください。
油膜をとってワイパーラバーをかえるとすっきりした視界になるはずです。
洗ってもすぐ雨が降るから洗車するのもなぁと面倒になりがちですが。
ひとまずガラス面だけはしっかりクリーニングしておきましょう!
雨の日の運転の不快感を軽減してくれます。
油膜防止アイテム
また油膜防止ウォッシャー液というのもあります。
それをウォッシャータンクに入れておくのも対策としていいですね。
ただしフロントガラスについた油膜をおとしてくれるものではありませんので、ご注意を。
あくまでも油膜予防です。
ガラスクリーニングは外側だけでなく室内からも
また外側のフロントガラスについた油膜もですが、内側のフロントガラスが曇って見にくくなることもあります。
これは車の中の汚れが付着して見にくくなっているためです。
外同様に中もガラスクリーニングをやっておきましょう!
ただ、内側のガラス拭きで気を付けることがあります。
それはガラス用洗剤を使ってさっとフロントガラスを拭いたくらいでは、なかなかキレイにならないということです。
綺麗な布でふき取っても、拭き痕のようなものが残ってしまいます。
内側ガラスのクリーニング方法
室内のガラス拭きの手順としては
- 水で濡らしたタオルでガラスを拭く
- 乾いたタオルでガラスをアルコール拭き
- ガラス用クリーナーで仕上げ拭き
です。
まず最初からガラスクリーナーを使うのではなく、タオルを濡らして水ぶきをします。
これで軽く落ちる汚れは落としておきます。
次に乾いたタオルでアルコール拭きをします。
これで油分の汚れがとれます。
最後にガラス用クリーナーを使います。
その時に洗剤なので沢山使いすぎると、またそれを均一に拭きのばすのが大変です。
また筋も残りやすいので、少量を使うようにしてくださいね。
洗剤をつけて拭き、半分のところでタオルを裏返して片側の仕上げ拭きをします。
この方法で汚れ戻りが防げます。
キムワイプがガラスクリーニングの仕上げにピッタリ
ガラス仕上げ拭きとして「キムワイプ」という紙製のウェスがおすすめです!
拭いたあとも拭き残しがなく毛羽立ちません。
ガラス面の掃除にぴったり!
ティッシュペーパーに似て、白色で硬い手触りを有し、けば立ちがなく、水に溶けにくく、使用の際にパルプくずが出ない特徴(ウィキペディアより)。
病院や研究室などプロご愛用のものです。
ビーカーやシリンダーの拭き上げに使われているそうです。
でも家庭でも使えるところは多様!
家のTVやスマホ画面、眼鏡ふきなどさっと拭けて、ほこりなどをきれいにとってくれます。
値段も高くなく、手軽に使えて家のほこりやガラス面の拭き上げ、台所の油汚れにも使えるます。
ぜひ、日常使いにも活用してみてくださいね。
▼キムワイプ 製品についてはコチラ
以上、梅雨の時こそしっかり洗っておきたいガラスクリーニングの方法でした!
梅雨時期は洗車はしても意味がないと考えがちですが、ガラスクリーニングは快適な視界を手に入れるためにも実施されることをおススメします!
逆に言うとボディ洗車はそこそこで(笑)
雨の運転によるトラブル回避ポイント
あとは雨の日はタイヤが滑りやすいので、タイヤの溝のチェックもお忘れなく。
なんか雨の日は滑りやすいなと感じたら、要チェックです。
またワイパー操作や曇り止めとしてエアコンON、昼間もライト点灯など雨の日は電気系統もフル稼働です。
電気系統ということはバッテリーを使うので、バッテリーの消耗具合のチェックも行ってください。
早く梅雨入りしたので、早く梅雨明けしてくれるかなぁと期待しながら、しばらくは雨の時期ですので、快適・安全な雨の日運転を楽しんでくださいね!
ワイパーやバッテリー、タイヤなど、判断に迷うな・・・という方、お気軽にご来店ください。
ご予約制となっておりますので、先にお電話(077-532-1222)かお問合せフォームからご連絡いただきますようお願いします!